KEISUKE TSUCHIDA PENCIL DRAWINGS

心の世界を描くために

 幼少の頃から絵を描くこと、折り紙や粘度などを使い何もないところから何かを生み出すことに面白さを感じていました。小学生の頃に家庭用ゲーム機が販売されてからはRPGゲームにはまりました。そしてそれがきっかけでゲーム小説『イース』やファンタジー小説『ゲド戦記』など様々な物語の本を読みあさり、またその頃 学校の図書館にあった『AKIRA』という漫画に出会い内容は難解で理解できなかったもののその独自の世界観に圧倒されました。『ゲド戦記』や『AKIRA』もそうですが物語の分からない未知の部分に当時の私はとても惹かれていました。そんな物語の奥にある隠されたものを想像する時に感じたワクワクした感覚が私の制作の原点になっています。